
長らく放置していた「MGエクシアリペア」です。
全身のダメージ表現の追加等の詳細を2回に分けてお送りします。
今回は、
上半身編 です。
最大の放置原因は、GNソード刀身の塗装をどうするか迷っていたためです。
私的には全身のダメージ表現の追加より、刀身の塗装法の方が大問題でした。
っで、どう塗ったかはあとでお知らせします。
まずは全身のダメージディティールの追加とその方法、追加塗装、
パーティングライン処理等についてです。
<頭部>
右目はメタレッドで塗装してあります。ノーダメージの左目はメタグリーン
で塗装しましたが、目のモールド自体がはっきりと付いていませんので
目の部分のみ切り抜いてシールを使っても良いでしょう。
目の周りは完成後に見える部分をすべてつや消し黒で塗りつぶします。
頭頂部センサーはシールを貼る前にパーティングラインを消しておきましょう。

大きくダメージを負った右耳辺りを中心にダメージ表現を追加します。
吹き飛んだマスクの側面や折れたアンテナの断面にもダメージを追加します。

耳の奥(
↑部分)とマスク側面はグレーで塗装しておきます。

左側はコンデンサーレンズにヒビを入れます。
ナイフの刃を立てて左右にこじって入れていきます。深く入れるときは
刃のエッジ部を利用します。やり過ぎて破壊しないように注意しましょう。
<ボディ>
上から順に見ていきます。

右肩のアンテナと左胸部ダクトは付けずに組むようになっていますが、
入るはずのパーツがそっくり無くなると空間を持て余しますので
付けた上でダメージを加えてあります。あと、左胸部ダクト基部
(クリアグリーンのパーツ)は、全体をグレーで塗装します。

コクピット周辺にもダメージを追加します。
GNドライヴのレンズへのダメージは頭部コンデンサーと同様の方法で
ヒビを入れていきます。

ドライヴ固定アーム基部等もグレーで塗装しています。
ノーダメージのエクシアより細かい部分のグレーを多めにしています。



ダメージディティールを追加するときは、そのダメージの広がり方を
考慮するようにしましょう。

マント固定用ボールは側面用のもののみ瞬着で少々太らせてあります。
<右腕部>
右肩外装にダメージを追加します。

↑
○部分のフレームにパーティングラインがあるので消しておきます。

サーベル基部は1年前に作った
1/100エクシアリペアと同じ処理です。

肩コードの穴は市販パーツを加工して塞いであります。

腕部にもグレーを多めに配しています。

ここでダメージディティールの付け方について触れておきます。

↑
○部分のようにディティールを入れていきます。
使用工具は、▲棒ヤスリ,エッチングソー,デザインナイフ、以上です。
これらを場所によって使い分けます。大きいもの=▲棒ヤスリ,
小さいもの=エッチングソー,さらに小さいもの=デザインナイフ、
といった感じです。

あとはリアルタッチマーカー黒で着色します。はみ出しを指やティッシュで
ふき取って完了です。

約半年迷い続けた刀身の塗装は、

下地にシルバー(クレオスNo.8)を塗り、近頃発売されたラメパールマーカーセット2の
ラメパールシルバーを上塗り(マーカーの塗料を瓶にあけて筆塗り)して仕上げます。

剣先の段落ち部分はさらにその上からリアルタッチマーカーグレー1で
トーンダウンさせてあります。
<マント>
完成時ひじょうに目立つ部分ですので、ココだけは全塗装(筆塗り)です。
アサフレ成型されたパーツにはかなりハッキリとしたパーティングラインが
ありますので、まずはそれを整形します。
タイヤブラックで下塗りをしてNo.309,302の順にドライブラシで仕上げています。
No.309,302にはフラットベースあらめ・ラフを混ぜてあります。
次は、下半身の解説と完成公開です。