
待ってましたの、HGUCバイアラン・カスタムです。


箱側面のカラー設定画のイメージを追及して完成させました。

各部を順に見ていきましょう。
<頭部>
パーツ分割でしっかりと色分けされていますが、

下面はほぼ真っ黄色なので旧GCグレー24で
このように塗り分けておきます。
<ボディ>
首の底面をグレー24で塗装しておきます。
腹部側面のダクトは赤成型のパーツとなるので
外側を本体色(つや消し白をベースに旧GCブルー12と
つや消し黒)で塗装する必要があります。

更にこの赤の成型色がシャアザクのボディのような色なので
No.3レッドにつや消し黒を3滴落とした色に塗り直します。
結果、この機体の赤い部分は全塗装となりました。加えて腰部
メインノズルと肩部スラスターはグレー24で塗り分けます。

赤塗装が必要な部分をすべて塗ってしまいます。
肩部スラスター基部はグレー24、上部側面の小さい
切り欠き部は旧GCイエロー1です。

ノズル内部の白は旧GCホワイト5です。
<肩部>
ノズル塗装のはみ出しを修正しつつ内部を仕上げます。

外装側のフレーム部をグレー24で塗り分け、

組み立てて完成です。
<追加スラスターユニット>
肩部スラスター同様、基部をグレー24で塗り分けます。
<腰部>
前面上部ダクトをつや消し黒で塗装します。

パイプの塗り分けも切り取り前にできるだけ行っておきます。

腰部下面の動力パイプ(G-⑩)は切り取り後、
両端部の塗り分けも行います。
上半身にはちょっとした問題があります。

素組みでは下の写真のように肩とバックパックノズルが
干渉して上の写真のようにバックパックノズルと
肩ブロックを開くことができないのですが、
非常に簡単な方法でこの問題を解決できます。

下の写真のような1.2mmプラバンを挟み込みます。

サイズは、短辺=10mm,長辺=17mm,穴の径=4mm
穴の中心間隔及び位置=10mmで
短辺側の中心線上に中央配置します。

プラバンの縁をグレー24で塗装してフレームと同化させれば
あっさり解決です。
この加工で首の可動範囲もわずかに拡大されます。
<腕部>
パーツ分割で見事に色分けされていますが、動力パイプと
肘関節周辺は塗装が必要です。

肘関節周辺はこのように塗り分け、
○で囲んだ部分も
グレー24で塗装しておきます。

肘関節部の動力パイプは腰部下面のパイプ同様に
両端部も塗り分けます。
<脚部>
脛部正面の溝はつや消し黒、後面の
↑部分はここまで広く
塗る必要はないのですが、こうした方が
仕上がりがきれいになります。

足首は爪先基部と、

パイプ両端部をグレー24で塗装します。

足首の動力パイプはかなり目立つポイントなので
絶対に塗っておいた方が良いです。
他には、膝アーマーの裏側も結構目立ちますので
フレームに同化させましょう。

このキットにはABSは使われていませんので
何の気兼ねもなく塗装できるのもありがたいです。