

発売から約1ヶ月、もう完成させている方も多いかとは思いますが・・・・。
より良く仕上げるポイントを数回に分けてご紹介いたします。

第一回目は、
<上半身> です。
塗装は主にフレーム色の追加塗装です。
通常版は必要最小限の塗装に止め、イグニションモードは
完成時の印象が より引き締まるように仕上げています。
<ボディ>肩口をこのように塗装します。


イグニションモードの方には、
↓,
○の部分も塗装してあります。

胸部ダクトの裏側をこのように塗装します。

MG版エクシアでは、胸部ダクトに前後スイング機構が設けられています。
その可動軸はダクト基部パーツと一体のため、クリアグリーン成型です。

そこをフレーム色にしておきます。

ダクトのフィンパーツ内側の一部が完成後も露出するので
忘れずにフレーム色を塗っておきます。
下の写真の赤く塗りつぶした部分ですが、

ダクト可動軸の塗装が剥がれないように、少々削っておきましょう。
腕の付け根も、このようにフレーム色で塗装しています。

完成時には見えなくなる部分ですが、とりあえず塗ってあります。
B-27をこのように塗装します。

アンテナ基部です。

1/100エクシアでは塗っていませんが、MGでは塗り分けたほうが良いでしょう。
脇腹の溝をフレーム色で塗装します。

イグニションモードではコクピット下のパーツも塗り分けています。

GNドライヴユニットです。

通常版には内蔵されるはずのLEDライトユニットがありません。
LEDユニットのダミーパーツも無いので、GNドライヴユニットの
安定感は最悪です。ちょっと触れるだけで下の写真のホイール状の
部分が奥に引っ込んでしまいます。

通常版のホイール状パーツのフィンをメタグリーンで塗装します。
イグニションモードではこのホイール状パーツもメッキされています。

コーン状パーツは二重構造になるので光漏れはありません。
組立途中です。

胸部レンズ内のシールは、イグニションモードでは無理に
貼らなくても良いでしょう。

シールを貼るときに、切り込み部分等が擦れて白くなってしまったら
シールの余り部分を利用して補修しましょう。
ボディ完成です。



この記事の5枚目の写真の
↓部分を塗らないと、

上の写真の
○部分の隙間が青のままになります。
<両腕>通常版の手首です。

掌側の側面装甲部を白くしたのみです。
イグニションモードの手首です。

親指の付け根を削って段差をつけ、その部分をフレーム色に塗装します。
中指~小指までは例によってつながっていますので、切り離して
独立可動とします。
甲部装甲側面の合わせ目を消します。手首全体はABS製ですが
甲のみPS素材ですので、接着にはゼリー状瞬着を使います。その際、
指を固定しないように気をつけましょう。
装甲側面の塗装は、側面全体を白で塗装します。
ナイフで切り離すと、切断面が白く変色してしまいます。

変色部を爪で擦ると、このように修正できます。

あとは、各関節を削り出します。
装甲側面の塗装前の状態です。

手首関節パーツも片面を白で塗装します。
上腕部です。

一部をフレーム色にすると良いアクセントになります。
コード基部に筋彫りを追加して合わせ目をパネルラインに利用します。

前腕及び肩部はスミ入れのみです。
肘を目いっぱい曲げるとパーツ同士が干渉します。無理に曲げると
前腕外側のパーツにキズが付きますので注意しましょう。
<頭部>マスク部の塗装は目とその周りのみです。

つや消し黒を塗ってからメタグリーンを塗ります。
仮組み状態ですので、目の下に隙間があります。
頭頂部の両サイドをフレーム色に塗装します。

塗装が必要なのは以上の部分のみです。
あとはスミ入れをしつつ組み立てるだけとなります。

大きさ、形状、色分け、各部のバランス、

どれをとっても非の打ちどころの無い仕上がりです。

耳の裏側の肉抜きもありません。
アンテナパーツの赤い印を付けた部分を削る(鰹節レベルの厚さ分)と、
組み立てがラクになります。

首の長さも問題ないようです。


胸部ダクト可動軸周りの処理は、好みの分かれるところでしょう。

上半身完成です。

各部の大きさ、長さ、太さ、取付位置、

どれも申し分ありません。

フレーム色 ; グレーバイオレット
白 ; ホワイト17(成型色とは若干違いますが・・・・)