旧製品から格段に進歩しています。

オレンジ色のヘッドライトを電球色に交換するため分解した際
パンタグラフを壊してしまったので補修パーツを探しましたが
絶滅状態だったので、

スプリングを自作してみたのですが・・・・・
どうにも具合が思わしくありません。

ロッドスプリングの固定部はひじょうに脆弱です。
壊れたままやむなく放置している方も少なくないと思います。
そんな方に朗報です。

これは修理後のパンタグラフです。
使った部品はこれです。

EH10と同型のパンタグラフでスプリング機構が改善されて
いるのですが、集電シューがグレーのタイプです。
この「3020-7F」の集電シューをEH10の黒いものと交換
するとEH10用とすることができます。
たいへん具合が良いので両方ともこのタイプにしました。

ちなみに集電シューは加工の必要なく交換できます。
ここからやっと本題です。
加工メニューは以下のとおりです。
①、ヘッドライトLED交換
②、ヘッドライト両側常点灯化
③、全軸集電化

中身です。



フライホイールが見える側にモーターがあります。動力は
シャフトを介してモーター非搭載車両に伝達されます。
製品仕様ではモーター側車両の台車のみで駆動用の
集電をしているのでポイント通過時等で集電不良が発生
することがあります。しかし、この構造だから非モーター側
車両のヘッドライトが常点灯になっているともいえます。
写真中の色線が結線図です。
赤と黄色は全軸集電用(動力系)、
水色と紫はヘッドライト常点灯用(照明系)です。
※モーター側ライトユニットはマスキングテープで車両からの
集電を遮断します。
これで全軸集電化と両側常点灯化が完成します。

LED発光部が収まる部分の内側をつや消し黒で塗装して
光漏れ対策としています。

高輝度LED化でまさしく前照灯となります。

貨車はゆっくり揃えていこうと思います。
2016/03/16 追記
この配線だとパワーパックによっては不具合が生じることが
判明しました。
どうしても不具合を抑えられないので、ライトユニットの
配線と片方のLEDを外しています。